毒親に育てられた私と母親の話。【近所のおばあさんのお家①】
毒親に育てられた私と母親の話。【近所のおばさんのお家①】
今回は、私の唯一の逃げ場だった近所のおばあさんの話を書いていこうと思います。
学校にも家にも居場所がなかった私は、近所に住んでいたおばあさんの家に行くことがよくありました。
最初の頃は、そのおばあさんのことを教えてくれた幼馴染とよく行っていましたが、そのうち私一人でも行くようになりました。
母にはおばあさんの家に行っていることは秘密にしていて、
学校帰りや、学校から帰ったあと友達と遊ぶといいおばあさんの家に行っていました。
おばあさんは、私のことをとても可愛がってくれていました。
私もおばあさんのことが大好きで、おばあさんには学校のこと、家のことなどなんでも話していました。
学校、家に居場所がなかった私にとっておばあさんの家は
唯一の居場所となっていました。
一度、学校で具合が悪くなり早退をしたことがあります。
でも家に帰りたくなく、家には誰もいない、鍵を持っていると先生に嘘を言い、
家に帰ったら学校に電話をすることを条件で早退をすることにしました。
私は早退し家に帰ることはなく、
おばあさんの家に行くことにしました。
おばあさんの家に着き、おばあさんの家から学校に電話をしました。
おばあさんの家で休んでいたら、
学校からおばあさんの家に学校から電話がかかってきました。
学校からだよと言われ電話を変わると、
「今どこの家にいるんだ、具合はどうかと家に電話をしたらお母さんが出て早退したことはしらない、家には帰ってきていないと言っている。」とのことでした。
おばあさんに、「大丈夫だから、先生に正直に話しなさい」と言われ、
電話で先生に正直にどこどこにいると話しました。
先生に話したあと、すぐに母に連絡がいきました。
どこにいるのかわかった母は、おばあさんの家まで迎えにきました。
私は、母が迎えに来るまでの間、怖く怖くて、泣きじゃくっていました。
おばあさんは、「大丈夫、おばさんがはなしてあげるから。」と言ってくれました。
長くなるので、
母が迎えにきた後のことはまた次回書きます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。