毒親に育てられた私と母親の話。【包丁】
毒親に育てられた私と母親の話。【包丁】
今回は、母が暴力をやめたきっかけの話をします。
父が私の足に痣があることに気がついて、私にどうしたのかを聞いてきたので母に蹴られてできた痣だと正直に答えました。
それを聞いた父が母になぜ痣ができるまで蹴ったのかを問いただしていました。
当然母は私じゃないと全く違うことをはなしていました。
父は母の言ってることを信じたのか、私に嘘をつくなよ。といいました。
信じてくれなかったことはショックでした。
基本的には母父の前では猫をかぶっていて、私の前と父の前では別人でした。
だから、母のことを信じたのでしょう・・・。
ところが、父が知らない母のやばい姿が父に目撃されてしまいました。
父が買い物に行くと外に出た後、
母にチクったなと怒鳴られ、殴られていました。
怒鳴る、殴るに夢中になっていたのか、父が帰宅したことに気づかず私に暴力を振るっていたのを父に目撃されてしまいました。
その時、私はラッキーと思ったのですが、
その後事件が・・・。
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見られて、気が狂ったのか母はキッチンに行き包丁を持ってきました。
母の顔を見てやばいと思った父が母をなだめに入りました。
なんの怒りかわからないのですが、母は父に対しても私に対してもとても怒っていました。
殺してやるなどと言っており、やばいと思いましたが怖くてその場から動けませんでした。
母は包丁を振り回し、父がそれを止めに入って私も止めに行こうとした時、
私の胸付近に包丁が当たり血がたくさん出るほどの傷ができてしまいました。
それを見た母は我に返ったのか、動きが止まりました。
救急車を呼ぶとなったのですが、わたしはなぜかそれを拒否。
あの時病院に行って虐待だとなれば私の人生も変わったんだろうなとよく考えます。
父に傷を手当てしてもらい、話し合いが始まりました。
離婚の話が出ており、離婚してくれればよかったのですが、離婚はせず母は私に手をあげないという条件でその話は終わりになりました。
私は怪我をしましたが父が目撃したせい?おかげ?で母からの暴力はぴたっと止まりました。
言葉の暴力は止まりませんでしたが、
鼻血が出るほど顔を殴られたり、息ができないほど蹴られたりするよりはマシだったので我慢していました。
あの時の傷跡はいまだに残っています。
あの日のことは忘れません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。